りまりま団のもふもふです。 2020年の仕事を納めたので振り返りをやっておきたいと思います。
全体的に省エネした
結婚式が延期になったことによるモチベーションの低下を舐めてました。仕事は面白いのに毎日謎に落ち込んでる状態が結構続きました。 これは技術同人誌とかやったら躁うつになる予感がしたので「2020年は仕事をきちんとする。業務以外は何もしない」と早々に決めました。これが大変よかったです。
疲れてるときは割り切って休憩した方がいいですね。
2019年よりもできたかなと思ったこと(技術的な観点)
- Vuexを扱えるようになった
- 2019年はVuexに対する苦手意識がすごくてStoreの追加もドキュメントと他の実装をみながらでないと無理だった
- 2020年はVuexの基本的なデータフローが頭に入った状態で実装できた
- アプリケーションの画面に対して過剰なStore構造になっていないか検討しつつ設計できた
- 既存の実装でVuexのデータフローに則ってない箇所を見つけて改善できた
- UIフレームワークのドキュメントを読めるようになった
- BootStrapVueを元々使ってる
- 2019年はちゃんと読めておらず、フレームワークの利用方法に則ってない箇所に気づけなかった
- 2020年はその辺指摘・改善できた
- GitHub issueで議論されている内容を確認できるようになった
- UIフレームワークやユニットテストなどでわからないことがあるとき、すでにissueで議論済みでは?という考えが持てるようになった
- 議論内容から解決方法を推測して自タスクを進められた
- コンポーネントやfunctionへユニットテストを追加できるようになった
- 2019年はJestが動かない状態だった
- 2020年はJestを動かせる状態にした
- エラー解消をした
- CIタスクにテスト実行を設定した
- ユニットテストをいくつか追加できた
- CDN(Fastly)の仕様理解度が高まった
- CDNの基本的な役割や機能を何も知らない人に説明できるくらいにはなった(気がする)
- Fastlyの基本的な考え方(VCL・バージョン管理の概念)や各設定に対する理解が深まった
- アプリケーションのパフォーマンス改善に取り組めた
- lighthouse-ciの導入
- 超速! Webページ速度改善ガイド ── 使いやすさは「速さ」から始まる (WEB+DB PRESS plus)を参考にボトルネックを洗い出した
- API描画で画面読み込みがブロックされていたので画面仕様を変更して非同期にデータを読み込めるようにした
- 15秒程度かかっていた画面を2-3秒程度で出せるようにした
- 無駄なAPI呼び出し処理を洗い出し、画面全体のデータ更新頻度を最小限に抑えるようにした
2019年よりもできたかなと思ったこと(その他の観点)
- Pull Requestの出し方を工夫した
- チェックリストを提示する
- 迷った箇所や意図がある箇所にコメントをつける
- UI開発でも仕様書を文書化して始めた
- 改修時に見直すので仕様書はあった方が良い
- 仕様がわからないとエンハンス開発はつらい
- デザイナーや運用メンバーなど、他のロールメンバーとコミュニケーションを取りながら機能の追加・改修を進めた
- ロールが違うと気になるポイントも違うので勉強になる
2020年うーんだったこと
- コンポーネントやプロジェクト構成の設計について知りたいなと思った
- 増えすぎてもダメだし…
- 仕様上フラグメント管理が多くなりがちなアプリケーションなので、フラグ管理頼りになってしまった
- 可読性が悪いのでなんとかしたい
- ユニットテストの追加ポイントがわからなかった
- コンポーネントやfunctionの何をテストすればいいのか?
- jestでカバレッジレポートは出せるが、読み方が全然わかってなかった
- VuexやAPI処理周りのユニットテストをどうすればいいのかわからなかった
- デコレータが入ってると書き方がわからない(動かない)
- アプリの性質上APIからデータを受け取って画面表示がほとんどなので、どこまで何をテストするべきかが謎だった
- 機能開発時の仕様検討コストが作業見積もりに入っておらず「マダー?」みたいな雰囲気になった
- 良いものにするために、UI検討は時間がかかりますとマネジメント層に訴えはした
- あまり効果がなく、毎回説明するのに疲弊してしまった
- マネージャーがチームの状態を把握してない感があり、進捗報告や作業内容の必須性を説明するコストが凄かった
- Zenhubでタスク管理していたが、マネージャーが確認してくれてる感がなかった
- みてもらう工夫どうしたらいいものか…みんなどーしてるのか?
- 改善が必要なことに対して「こーした方がいい」と言い続けてると文句ばかりな人っぽくなってしまう
- 仕様書を作った方がよくてそれは時間がかかるんですよ、みたいな話を何回もしててもう疲れた
- でも聞いてる側は「またこいつかーうるさいな」とか思ってるんだろうなみたいな気持ちになった
- 言いっぱなしにならないようには気をつけているが…
- 疲弊しすぎて愚痴っぽくなりがちだった。すごく良くなかった
2020年の気付き
- 技術同人誌を業務外で作るのはすごく消耗するんだなと思った
- 〆切がないと精神的にすごく楽
- ゲームいっぱいできる
- 通勤は結構良い運動になっている
- 運動しないと仕事への集中力が切れやすくなる
- 家で働くと本がすぐ取り出せて良い
- 人の説得は疲れるし愚痴っぽくなりがち
- 気分転換できる何かが必要
- 仕事だけだと精神的によくない
- 仕事だと政治的なあれこれもあり、頑張りが評価やお金に直結しないことは多い
- 学んだことは汎化してブログに書く・技術同人誌を作る、などした方がいいなと思った
2020年に業務で「うーーーん」てなったことや学びがいっぱい出てきたので、2021年はそれを元に色々作っていけるといいなと思いました。 Web参加になるとは思いますが、サークル参加とかボチボチできるといいですね。
まずは文章を書くリハビリをしないとですが。