先日の技術書典12でサークル名メルトラテクノロジーズさんの『デジタルクリエイターが紙の手帳に立ち向かってみた』を買った。
昨年の振り返りにも記載したが「気になることがあるとモヤモヤを引きずってしまう」のが課題と思っている。 紹介文を見て、頭の中で物事を管理しようとするからモヤモヤしやすいのかも?!と感じ、面白そうだったが購入のきっかけ。
バレットジャーナル
この本をきっかけにバレットジャーナルを初めて知った。詳細は是非本を読んでほしいが、ノートに決まったルールでタスクや予定を書き込む手帳術となっている。
『デジタルクリエイターが紙の手帳に立ち向かってみた』ではバレットジャーナルのやり方で手帳をつける方法が紹介されている。手帳というと予定を書く or かわいい絵なのでデコレーションしてSNSにアップするというイメージだったので、なるほどこういう使い方もあるのだな〜と感銘を受けた。
自分はどうしたか
自分はかなりズボラな性格なので、手帳を買っても続かないと思った。手帳のつけ方を参考に、家にあったノートに日々のやるべきことを記録するようにした。だいぶ良い感じ。
- 仕事が終わって「あ!あれ気になる!」となったときは翌日の予定に書き込む
- 書いたんだから忘れない!一旦今日は終わり!と気持ちが切り替わった
- 本にもあるが後回しにすると予定を書き写すのが面倒になる
- 今までは「まあいっか〜」とか思って誤魔化し(そして放置し)ていたが、これがなくなった
- 感想や気になったことをつけておくのも精神衛生上良い
印象に残った文章
この運⽤、持ち越せば持ち越すほどタスクを書き写す回数が増えるため、その⾯倒くささで「しゃーない!やるか!」となるのでオススメです。(p12)
運用内容はぜひ読んでもらうとして、人間の本質をうまく使っているのが頭いい〜〜と思った。実際やってみると、同じ予定を別ページに書き写すのはかなりめんどくさい。ちゃんとやるようになった。すごい。
持ち歩くな。定位置に置け。いつもの場所で書け。持ち歩くな。(p22)
ペンと手帳をセットで定位置におけ、というのも発想がなかったので頭いい〜〜〜となった。自分はリングノートを使っているのでペンをリング部分に挟んでいる。すぐ取り出して書ける、というのは心理的ハードルが下がって習慣化しやすい。手帳だとペンホルダーとかあるので使えるかもしれない。
全編通して大変参考になった。すごく良いものを読んだ。