現在開催中の技術書典14にオフライン参加した。
オフラインイベントは2019年が最後だったため、4年弱ぶりくらいの同人誌即売会だった。
所感などを忘れずにまとめておく。ちなみに本はオンラインマーケットで頒布中です。
印刷など
技術書典はオンライン参加していたが、全て電子版のみの対応だった。オフラインに参加する人は(自分も含め)紙の本が欲しいよな、ということで4年ぶりに同人誌を印刷することにした。
4年も経つと何もかもすっかり忘れていた。ただ、3月くらいに原稿テキストを一通り書き終わっていたこと・過去の即売会で申し込みしたときのデータを全て取っておいたため早割で入稿できた。
特に表紙データは過去のものを参照し、データの作り方を思い出すことができた。何事も記録をつけておくのは重要。
内容の見直しは次のように進めた。2以降はGWを費やして対応した。
- 電子版で推敲
- 印刷用データ作成
- プリンターで印刷してみる
- 推敲
- 印刷用データ修正
- 再度印刷して確認
2-6を繰り返した結果、印刷所さんからの原稿チェックでほぼ指摘なく入稿できた。データの生成方法は別途記事にまとめた。絶対次回もわからなくなると思うので。
印刷所さんとデータをやり取りするならAdobeで作るのが一番確実だなと感じた。漫画ならClipStudioかな?
ただ、フォントサイズは16Qだと大きく感じた。次回はもう少し小さくてもいいかも。最終的にどうなるかは印刷してみないとわからないものだなと思った。
印刷所さんはずっとねこのしっぽさんを利用させてもらっている。キャンペーンを使って遊び紙を入れてもらった。
ねこのしっぽさんのフェアで遊び紙つけてもらった!かわいい❤️ #技術書典 #メイドinねこのしっぽ pic.twitter.com/sMNt8wIGtk
— もふもふ 技術書典14 あ10 (@froakie0021) 2023年5月21日
持ち物など
過去の即売会に参加していたときの資産を再利用した。
- 敷き布
- 本立て
- ポスタースタンド
- 小銭(両替用)
80%近くの人が簡単後払いを利用してくださったため、小銭はほとんど使わなかった。だた、技術書典の場合はなので小銭は取っておこうと思う。
ねこちゃんはお家で留守番にした。もっと感染症が弱毒化するまではお家ねこちゃんにしておこうと思う。
後払いアプリについて
簡単後払いアプリは超便利なんだけど、1冊の本で3パターンの頒布をおこなっていると「どれを選べばいいのかしら…?」となる人が多かったように思う。自分のサークルは入り口すぐの配置だったため、慣れていない人がなおさら多かった。
使い方を共有するとき、どれが「電子 + 紙」か見えづらかった。アイコンの色を種類ごとにする、などできると嬉しいかもしれない。 また、「電子 + 紙」を選ぶ人が多かったので、ソート順は次の方が便利かもなと感じた。
- 電子 + 紙
- 電子
- 電子 + 受注生産
頒布終了後に「電子 + 紙」を無効化できるフラグがあるといいかもしれない。それか持ち込み数を入力できるようにするか。間違えて押してしまいそうだなと思ったので。
この辺はアンケートにも書こうと思う。
その他感想など
「久しぶりの参加だし、1部誰かが持って帰ってくれたらいいな…」くらいの気持ちで行った。しかし、持ち込み数 1 の8割くらいは貰われて行ったのでほっとした。
「楽しみにしてました〜」と言ってくださる方もいて照れてしまった。物理本が手元に来ると満足するタイプなのでエゴサーチなどはしない方だけど、見てくれる人がいるというのは結構嬉しいものだなと感じた。
また、「2018年に頒布した本、買って取ってありますよ」と言ってくださった方がいてびっくりした + とても嬉しかった。もう5年も前なのに!
このときから自分の書くコンテンツの技量・内容も良くなっているといいなと思った。仕事は即売会に参加するためのネタ探しでやっている側面があるので、いい仕事をしていいネタを仕入れたいなと改めて思った。
技術書典2から参加しているサークルさんに声をかけたりできて、みなさんお元気そうで良かった。オフラインイベントじゃないとできないことだなと思う。
今後も無理しない程度に本を作って参加したいな〜と感じました。とても楽しかったです。
余談
全然関係ないけど、UNIQLOのAkamaiコラボTシャツを着ている人を15人くらい見た。人が入ってくる各回ごとに必ず着ている人がいて、「めっちゃ買われているな」と感じた。ちなみに自分も持っているが、家で着ている。2