2022年に引き続きひよこソフトウェアエンジニア(以降はひよこエンジニアとする)を指導している。2年やって確信したことがある。表題の通り、「ひよこソフトウェアエンジニアが最優先で身につけるべき能力は日本語の読み書きである」ということだ。
文章が読めないと、実装するものを正しく理解できない。するとどうなるか?要求とズレたものができる。
ボタンの背景色は赤色にしてね
と言われたのに
枠線が赤色のボタン // 枠線なんて書いてないですが?!
が出てくるようなイメージ。こういうのが何回も繰り返される。もうChatGPTにやってもらうね。みたいなことになる。
1ずれているからやり直しになる。以下無限ループ…となって仕事が永遠に終わらない。高い人件費を払うより、生成AIにお金を払う方が安い。
文章が書けないとどうなるか?自分のやったことをチャットやチケットに書いて報告できない。文字の羅列は書けるかもしれないが、何が書いてあるのか読み取れない。するとレビューする側が意図に辿りつけない。結果どうなるか?レビューが終わらず仕事が終わらない。
文章が書けないので質問もできない。読めないので情報収集もままならない。以降無限ループになる。仕事が終わらない。終わらないとどうなる?みたいな感じになる。
言語能力が低いと論理的に思考することなどできない。ソフトウェア開発なんて論理的に考えることばかりである。読み書きができないとどうなるか?自力で開発など到底できない。そうすると何のために人を雇ったのかな?となってしまう。
だから読み書きができないなら技術力の前に「書いてあることを正しく理解し、要約できる」ようになってくれと思う。いや本当に。穴が空いてるツボに一生懸命水を入れても貯まらないんだよ。と思う。2