FY22_3Q振り返り_仕事編

プロダクト開発から離れ、レガシーコード刷新を進めるための交渉・レガシーコード刷新のための準備や検証を行った。

前回のNext Action振り返り

前回の振り返り

直近必要なスキルを明確化する 長期的なキャリア戦略(社内外問わず)を検討する 学習計画を立てて進める

直近必要なスキルを明確化する

技術調査の過程で業務で必要なスキルを明確化した。npm周り・React.js・JavaScriptやDOMのAPI周りが必要。あとレガシーコード改善や品質に関する事例などは集めておきたい。

長期的なキャリア戦略(社内外問わず)を検討する

サービス開発がある限りはレガシーコードを改善する必要がある。よって、レガシーコード改善の仕事をやりました、であれば食いはぐれないのかなと思っている。またOJTトレーナーもできそうとわかった。

学習計画を立てて進める

こちらはあまりできなかった。イベントが挟まると崩れてしまう。来季は改善が必要。

やったこと・所感

  • 社全体のレガシーコード刷新に向けた戦略検討・根回し
    • ステークホルダー・他部署への交渉まで完了した
  • デザインシステムの整備
    • デザインガイドはあるが、UI部品のルールが曖昧なので機能していなかった
    • レガシーコードを刷新するのにBootstrapを剥がす必要があり、その前にはデザイン周りの整備が必要なので取り組んでいる
  • レガシーコード刷新のための調査・検証
    • Vue.jsは好きだが、品質が強く求められる環境なのでTypeScriptをきちんと使いたい
    • TSと相性が良いReact.jsを採用するので、移行方法の調査・検証に着手した
  • 社内のフロントエンドエンジニア育成
    • 少なくとも3人はテストを書いて処理を進められる状態になった。すごくない?
  • OJTトレーナー
    • 自分のトレーニーは(ほぼ)自立したので楽になった
    • 色々あって別のトレーニーの面倒も(週一で)見ている。ほぼOJTである。

OJTトレーナー

うまくいくOJTといかないOJTの違いは、最初から最後まで仕事を任せてやりきることと、定期的に振り返りを行ってフィードバックを得ることだと強く思った。仕事を進めるためにあれこれ指示してしまうと、全く独り立ちできない。で、自立したトレーニーと並ぶと明らかに違って見える。配属ガチャで色々決まってしまうのはエグいなと思った。

会社任せにせず、自分で色々な環境に出ていけば対策できそう。しかし知らないと実行すらできないので難しいところ。

良かった点

人に教える機会が増えたので、自分の理解度を測るフィードバックがまわりやすかった。説明する際にどうなっているんだっけ?と感じることもあり、誰かと組んで仕事をする1必要性を感じた。学習の密度も上がった気がする。

レガシーコード刷新のための交渉をやりきったのは、色々とプラスなのかなと思う。技術職は「交渉めんどくさい〜」となる人が多い印象なので2、その辺やりましたよ、は割とプラスになるのかなと思う。

Next Action

  1. 明確化したものの学習を行う
  2. 学習したものを見えるところにまとめる
  3. 1と2を定期実行する

  1. ただし、学習意欲がある相手に限る。
  2. 特に、相手が非技術職の場合はこの傾向が強まる。まあわかる。めんどくさいし疲れる。