プロダクト開発から離れ、レガシーコード刷新を進めるための交渉・レガシーコード刷新のための準備や検証を行った。
前回のNext Action振り返り
直近必要なスキルを明確化する 長期的なキャリア戦略(社内外問わず)を検討する 学習計画を立てて進める
直近必要なスキルを明確化する
技術調査の過程で業務で必要なスキルを明確化した。npm
周り・React.js
・JavaScriptやDOMのAPI周りが必要。あとレガシーコード改善や品質に関する事例などは集めておきたい。
長期的なキャリア戦略(社内外問わず)を検討する
サービス開発がある限りはレガシーコードを改善する必要がある。よって、レガシーコード改善の仕事をやりました、であれば食いはぐれないのかなと思っている。またOJTトレーナーもできそうとわかった。
学習計画を立てて進める
こちらはあまりできなかった。イベントが挟まると崩れてしまう。来季は改善が必要。
やったこと・所感
- 社全体のレガシーコード刷新に向けた戦略検討・根回し
- ステークホルダー・他部署への交渉まで完了した
- デザインシステムの整備
- デザインガイドはあるが、UI部品のルールが曖昧なので機能していなかった
- レガシーコードを刷新するのにBootstrapを剥がす必要があり、その前にはデザイン周りの整備が必要なので取り組んでいる
- レガシーコード刷新のための調査・検証
- Vue.jsは好きだが、品質が強く求められる環境なのでTypeScriptをきちんと使いたい
- TSと相性が良いReact.jsを採用するので、移行方法の調査・検証に着手した
- 社内のフロントエンドエンジニア育成
- 少なくとも3人はテストを書いて処理を進められる状態になった。すごくない?
- OJTトレーナー
- 自分のトレーニーは(ほぼ)自立したので楽になった
- 色々あって別のトレーニーの面倒も(週一で)見ている。ほぼOJTである。
OJTトレーナー
うまくいくOJTといかないOJTの違いは、最初から最後まで仕事を任せてやりきる
ことと、定期的に振り返りを行ってフィードバックを得る
ことだと強く思った。仕事を進めるためにあれこれ指示してしまうと、全く独り立ちできない。で、自立したトレーニーと並ぶと明らかに違って見える。配属ガチャで色々決まってしまうのはエグいなと思った。
会社任せにせず、自分で色々な環境に出ていけば対策できそう。しかし知らないと実行すらできないので難しいところ。
良かった点
人に教える機会が増えたので、自分の理解度を測るフィードバックがまわりやすかった。説明する際にどうなっているんだっけ?と感じることもあり、誰かと組んで仕事をする1必要性を感じた。学習の密度も上がった気がする。
レガシーコード刷新のための交渉をやりきったのは、色々とプラスなのかなと思う。技術職は「交渉めんどくさい〜」となる人が多い印象なので2、その辺やりましたよ、は割とプラスになるのかなと思う。
Next Action
- 明確化したものの学習を行う
- 学習したものを見えるところにまとめる
- 1と2を定期実行する